獺祭、常識を打ち破る日本酒 

獺祭一番のおすすめ「純米大吟醸 磨き二割三分」

獺祭 dassai 23獺祭とひとことで言っても、スパークリング日本酒や焼酎も含め、幅広いランクとラインナップでニーズに応えているため、種類が多くて、店ではどれを選択していいか分からないといった声をよく聞く。そんな時におすすめするのは、「獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分」。獺祭の中でも上位ランクに位置する一番人気のこの清酒は、1992年、当時最高の精米歩合23%でデビュー。獺祭独特の華やかでフルーティーな上立ち香と蜂蜜のような甘みを実現し、獺祭人気に火をつけた。現在でも獺祭のフラッグシップモデルとなっているイチオシ、おすすめの日本酒だ。

▶ 純米大吟醸 磨き二割三分 1800ml
▶ 純米大吟醸 磨き二割三分 720ml

■人気の獺祭(だっさい)■

1990年に登場し、日本酒ナンバーワンの人気を誇る獺祭。通販サイトを覗けばプレミア価格で流通するなど、値段が高くて入手困難な清酒の代表のようにも思われている。しかし、その醸造元である旭酒造は、革新的な取り組みで安定供給に努め、今や純米大吟醸は日本一の出荷量を誇る。同等スペックの他社の清酒と比較すると、割安価格で購入できるおすすめの日本酒。同じ純米大吟醸酒であっても、必要に応じて、最適な純米大吟醸を選択できるランク分けがなされているのも獺祭の強みだ。

獺祭(だっさい)の広がり

獺祭 dassai 23海外でも人気の高い獺祭は、安倍首相の出身が同郷の山口県ということもあって、アメリカのオバマ大統領や、ロシアのプーチン大統領へもプレゼントされてきた。その美味しさは従来の日本酒の枠を超え、これまで日本酒を敬遠してきた女性にもブームを巻き起こした。また、チョコレートや生チョコと組み合わせるなど、従来にない日本酒需要を掘り起こしてもいる。
このような獺祭が世に認められたのはバブルがはじけた1990年代。商品を末端まで理解してもらうため、問屋を通さず小売店に直接卸すなどの努力が実を結び、日本一の人気を誇る日本酒となった。

獺祭(だっさい)の名前の由来

獺祭とは、捕獲した魚を並べるカワウソの習性(獺祭魚)を言う。明治の文人正岡子規が、資料を出し広げて執筆する自らの様をかえりみ、獺祭書屋主人と号したことが有名。
獺祭の銘には、日本文学に革命を起こした正岡子規のように、変革と革新の中からより優れた日本酒を創り出そうとの思いが込められている。
なお、獺祭を造る酒蔵、旭酒造が岩国市の獺越(おそごえ)にあることも獺祭の命名につながった。

獺祭(だっさい)醸造元「旭酒造」と獺祭の特徴

獺祭 dassai伝統にとらわれることのない清酒造りを行っている獺祭醸造元「旭酒造」。年間を通して日本酒造りを行う四季醸造や、遠心分離機の活用などの成功例が知られている。しかし、最も衝撃的だったのが、杜氏を廃止したこと。
旭酒造は、かつて経営危機に瀕した時、社員による酒造りに移行した。にもかかわらず良質な酒造りは可能だということを証明し、以来、杜氏を置かず、徹底した品質管理のもと酒造りを行っている。そのことが斬新な発想を生むとともに、安定品質・安定供給につながり、獺祭の名を轟かせるきっかけとなった。

獺祭 磨き その先へ

獺祭 dassai その先へ2013年11月に発売された、獺祭の最高ランクに位置付けられる日本酒。2014年のオバマ大統領来日時にプレゼントされ、翌年、オバマ大統領主催公式晩餐会の乾杯酒になった。
▶ 磨き その先へ 720ml

獺祭 純米大吟醸 磨き三割九分

獺祭 dassai 39獺祭の入門版とも言える、味と香りのバランスのいい日本酒。「獺祭三割九分から」と言われるおすすめの1本。
▶ 純米大吟醸 磨き三割九分 1800ml
▶ 純米大吟醸 磨き三割九分 720ml

獺祭 純米大吟醸50

獺祭dassai 奪際獺祭の中で最も売れている、入手しやすい価格の獺祭。しかし、上品な甘みとフルーティーさはランク上位の純米大吟醸にも引けを取らない。獺祭発売当初からのラインナップ。
▶ 純米大吟醸50 1800ml
▶ 純米大吟醸50 720ml

獺祭 発泡にごり酒 スパークリング50

獺祭 dassai スパークリング大人気の発泡にごり酒。飲み口やわらかくフルーティー。この酒から日本酒が好きになったという女性も多い。従来の日本酒のイメージを一変させるおすすめの一本。
▶ 発泡にごり酒 スパークリング50 720ml

獺祭の美味しい米焼酎

おすすめの米焼酎 獺祭獺祭 米焼酎 39度
獺祭の純米大吟醸の酒粕から生まれた粕取り焼酎(米焼酎)。純米大吟醸特有のフルーティーな香りが立ち、芋焼酎・麦焼酎とは違った甘みを堪能できる。獺祭は、日本酒だけでなく焼酎も美味しい。

獺祭(だっさい)エピソード

2017年2月3日にスタートしたアマゾンプライム「石ちゃんのSAKE旅」で、第1話に登場。日本酒ファンを増やした常識破りの酒として紹介。


2017年春、世界的フランス料理シェフのジョエル・ロブション氏と共同で、パリに、レストランを備えた店舗を開業する計画である。


2016年11月23日、銀座に路面販売店をオープンさせた。直営店としては、京橋、山口、博多に続いて4店舗目。東京五輪の新国立競技場を手がける隈研吾氏が内装を担当。


山陽新幹線は、全線開業から40周年を迎える2015年11月から「エヴァンゲリオン プロジェクト」を始動させた。ヱヴァンゲリヲン新劇場版に登場する獺祭のおためしセットを、2017年3月まで車内提供した。


エヴァこと「新世紀エヴァンゲリオン」劇場版「序」で、葛城ミサトが愛飲している。この呑んべえのもとには、いろんな獺祭が転がっているが、明らかに獺祭遠心分離磨き3割9分のラベルがある。


2014年1月、「カンブリア宮殿」に桜井社長が登場。倒産危機から一躍、世界的に人気を誇る酒造メーカーへと変貌を遂げた辣腕に注目が集まる。「やらないよりやってみて修正する方が近道」「挑戦の先に飽きられない味がある」。


2014年に発刊された獺祭 [ 勝谷誠彦 ]では、獺祭がまだ知られていない時から付き合いのある著者により、獺祭の真実が語られる。獺祭を知る上では欠かせない本。


2011年、人気番組「ほこ×たて」に社長が出演。「どんな水でも絶対に見極める酒職人」として、三菱レーヨンのクリンスイで濾過した水を見破り勝利。現在、三菱レーヨンとは、商品を共同開発する関係を築き上げた。


ユニクロの柳井会長兼社長は山口出身ということもあり、パリ店でのオープニングセレモニーの乾杯には獺祭が使用された。以降、ニューヨーク店、銀座店などでも鏡割りに獺祭が使用されている。

試練を乗り越えていく獺祭(dassai)

2016年末、虫の混入報道がなされると、一気に獺祭に対するトークが熱くなり、近代的施設で杜氏もおかずに醸す酒は、日本酒ではないという者まで現れた。しかし、確実に言えることは、獺祭は日本酒のイメージ改革を行い、今後もその最前線に立つ準備が整っているということだ。
今回、獺祭の問題が全国ニュースとなったのは、日本酒ブームが定着したことの表れであり、日本酒メーカーの異物対策の甘さへの警鐘である。
昆虫クレームは、製造業にあってはならないことではある。しかし、それを100%阻止することは不可能である。特に酒造業は、昆虫を誘引するアルコールを扱っているのであり、実は、高頻度で昆虫が混入しているのだ。それでも、流通量の少ない知名度の低いメーカーでは、インパクトが小さいゆえに、全国ニュースになることはまずない。

獺祭は、負のニュースを負うことによって、今後の日本酒業界を変えていくだろう。これまで行ってきた組織改革と設備投資も、安定供給と安定品質を守るためのもの。もちろん、昔ながらの製造手法も尊重されねばならないが、それも科学的裏付けがなければ安定を見ないし、明日は酒が違う物質に変わっているかもしれない。それでは先へ進めないのだ。
今回の獺祭の問題は、業界全体の問題である。それを、最前線に立つ獺祭が受け止めた・・・。おそらく今後数年で、日本酒は今以上に世界的ブームとなるだろう。欧米の品質保証システムは、日本とは比べ物にならないほど高度である。この獺祭問題を真摯にとらえたものだけが生き残っていくに違いない。

磨き三割九分を飲みながら思う。消費者として希少性を追求するのもいいが、やはり真摯につくられた美味い酒を飲みたいのだと。今や獺祭はどこにでもある酒。しかし、さらに美味さに磨きがかかってきた。(2017.2)

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