日本酒人気ランキング 2016年6月度
伊勢志摩サミットの余韻が残る中、6月1日に45年ぶりの通年商品新作を発表した越乃寒梅に注目が集まった。新商品 越乃寒梅 灑 純米吟醸 は、淡麗で飲みやすい越乃寒梅らしさはそのままに、さっぱりとした旨い日本酒に仕上がっている。
1位
【獺祭】 3958ポイント 先月1位
山口の日本酒。美味い日本酒の代表となる。サライ2月号では、≪獺祭 純米大吟醸 磨き三割九分≫が、「殿堂入りの10本」に選出される。
2位
【十四代】 700ポイント 先月2位
山形の日本酒。新潟の地酒に代表される淡麗辛口に打って出て、十四代を置くことが居酒屋のステータスともなった。サライ2月号では、≪十四代 中取り純米吟醸 播州愛山≫が、「殿堂入りの10本」に選出される。
3位
【越乃寒梅】 591ポイント 先月9位
新潟の日本酒。言わずと知れた幻の酒。昭和38年の「週刊朝日」に掲載されて評判になって以来、美味い地酒の代表として君臨し続ける。今月、新商品の発表で話題に。
4位
【黒龍】 542ポイント 先月3位
福井の日本酒。全国に先駆けての大吟醸酒の商品化をおこなった蔵元。そこで醸される≪九頭竜 大吟醸≫は、dancyu 3月号で「プレミアム燗酒」に選出される。
5位
【醸し人九平次】 453ポイント 先月4位
愛知の日本酒。三ツ星レストランに採用されるなど、世界から注目される日本酒。ワインを意識した、酸味と甘さのバランスに優れた新しい日本酒として評価されている。
6位
【飛露喜】 307ポイント 先月7位
福島の日本酒。テレビで取り上げられたことも相まって、爆発的な人気に。サライ2月号では、≪飛露喜 特別純米無ろ過生原酒≫が、「殿堂入りの10本」に選出される。
7位
【八海山】 292ポイント 先月5位
新潟の日本酒。はやくから吟醸づくりにこだわり、1970年代の地酒ブームを支えた。「寒梅と八海山は兄弟蔵」とも呼ばれ、淡麗辛口で知られる新潟の酒の代表格となった。
8位
【磯自慢】 282ポイント 先月8位
静岡の日本酒。2008年洞爺湖サミットの乾杯酒に選ばれたことでも知られる。2016年G7の個人代表会合の夕食会で、「大吟醸28ノビルメンテ」が乾杯酒として使用された。
9位
【久保田】 209ポイント 先月11位
昭和60年デビュー。当時、淡麗な味が好まれる傾向にあった首都圏から火が付き、ブランドを確立。久保田は業界に革命を起こし、淡麗辛口銘柄の代表となった。
10位
【田酒】 191ポイント 先月6位
青森の日本酒。北海道新幹線開業記念物産展などで現在注目されている。昭和45年より純米にこだわり、純米酒といえば「田酒」というほどの知名度を誇る酒となった。